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2009年09月08日(Tue) edit

[RSP] RALEIGH RSW SPECIAL その10「ギドネットレバーを買ってみた」

ダイアコンペのギドネットレバー

 ある程度まで完成に近づいたRaleigh RSW Special(以下、RSP)ですが、最近、ちょっとストッピングパワーに不満が出てきました。特に、ブラケットを握っている時が怖い程に止まらない。左手の腱鞘炎もあって、ほぼ前だけで止まってる感じですので、余計です。

 RSPに乗っているときは、ランドナーのホームポジションと言われている、ショルダー部を握っていることが多い*1ので、ギドネットレバーでも良いんじゃないかと。しかもここなら握力も出るので、足りないストッピングパワーを補えるかもしれない。これはやってみないとわからないのだけど。
 しかし、このギドネットレバー、すでに絶版で、どこにも売ってません。たまにヤフオクで見るけれど、あんまりネットオークションは好きくない。ということで、ずっと諦めてました。

 そんな時に、ダイアコンペからギドネットレバーが再販売されたとの話を聞き、行きつけのショップに注文してみました。

 しかし、ギドネットレバーにつきもののバーレストがどこにも無い。ダイアコンペさん、これはセットで売ってくれないとダメでしょ。気長に探すしか無いですね、これは。

 ところでこのギドネットレバー、欠点としては、

  • 安全を考えると、ポジションが完全にクランプ部、ショルダー部へ限定される。
  • ブラケット部、下ハンを握ると、物理的にブレーキが制御出来ない。

 そう、通常のレバーだと、ブラケット部、下ハンを握るとレバーに指がかかるけれど、ギドネットレバーはその逆なのです。つまり、ゆったり走ることが大前提となり、峠の下りや平地の高速維持なんて走り方とは無縁となるわけです。下ハンを握るなんて、見通しの良い直線で向かい風って時だけかな?

 ま、つまりはきっちりとした頭の切り替えがいるというわけですね。

 これらの欠点を払拭したのが、セーフティレバーというものなのですが、これもデッドストックで、どこにも売ってません。これこそ、ダイアコンペから発売して欲しいものなんですけどねー。

 現在のカンチブレーキでストッピングパワーを言うなら、フーデッドレバー止めて、ノーマルレバーにすれば、かなり改善されるとは思うのですが、RSPにはやっぱりランドナーバーを付けていたいから、ノーマルレバーは似合わない。…と思う。

 cannondale R2000で使ってる「Dixna ジェイフィット」を採用してしまう手もないこたないです。ま、私のポリシーに反するので、やりたくないですけど。

 取り付けは明日以降に行います。まとまればまたレポートします。

*1 ちゃんと測ったわけではありませんが、全体の8割以上と思われます。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

マシンガン [ご無沙汰で~す^^ あれ?ギドネットにされるんですか? 私の方は全然ミニベロランドナー化は進んでおりません(^^;)..]

いっとく [ども、いらさい! ギドネットは、ずーっと以前から興味があって、やっと手に入ったので試してみたいというのが一番ですね..]


2009年09月10日(Thu) edit

[RSP] RALEIGH RSW SPECIAL その11「ギドネットレバー取り付け」

 早速取り付けてみました。

 目当てのバーレストはどこにも売っていなかった*1ので、自作です。

作業前

 取り付け前です。このレバーはダイアコンペのフーデッドレバーと言います。結構好みのレバーです。が、今回外して気付いたのですが、カバーのゴムが一部切れてました。(;_;)

 今回、バーレストを自作するにあたり、このレバーの部品を一部流用します。

ギドネットレバー取り付け

 取り付けた所です。取り付けて初めてわかったのですが、この状態ですと、フロントブレーキレバーとアウター受けの距離がとっても短く、ワイヤアウターを思い切り曲げないとならなくなってしまいます。

 ワイヤを通してチェックしてみましたが、引きが重くなってしまい、非常にまずい状態です。

このようにワイヤを取り回しました。

 散々考えた挙げ句、一旦ワイヤアウタをハンドルの上に回してみたところ、良い距離が取れた上、ワイヤアジャスタも無理無く取り付けられました。

 ただし、このワイヤの取り回しをすると、ハンドルが抜けなくなります。輪行でハンドルを抜く方はこの方法は使えません。しかし私は、シマノのカンチ千鳥からダイアコンペの千鳥に変えているため、ワイヤがフルにリリース出来ます。よってこの取り回しでもハンドルを抜くことが出来ます。

自作バーレスト

 バーレスト。フーデッドレバーの台座を残し、25mmのステンレスパイプを切って付けました。ボルトで止まっている部分は、物干し用に、パイプを壁に固定する部品です。我ながら上手い部品を見つけました。でもこれ、2個で1,000円もしました。(;_;)

完成図

 バーテープを巻き、完成です。バーレストは、秋くらいに製品が再販売されるという話(あくまでも未定)なので、それまでの間に合わせです。なのでバーテープも結構いい加減に巻いちゃいました。(^_^; 隙間見えるし。

バーレストキャップ

 このキャップは、イスの脚にかぶせるものです。でも見た目結構それっぽいでしょ?

 さて、早速試乗。

 ドロップハンドルの自転車に乗るようになってから、12年くらい。それから今までずーっと、「ブレーキはブラケット部にあるもの」として乗って来てましたので、激しく感じる違和感。(笑) ま、いずれ慣れるでしょう。

 ギドネットレバー自体、レバーが長く、設計も昔のままなので、端の方を握るとぐんにゃり感があります。たわんでいるのか、もしくはカンチブレーキ特有のワイヤの遊びのせいか……どうか。

 動きそのものに遊びが多いので、制動にかっちり感を求める向きには合わないと思われます。

 レバーに指が届く範囲は、クランプ部、ショルダー部、そして、ブラケット部を握っていても指が届きます*2。これは意外でした。レバーに指が届かないのは、下ハンを握っている時だけです。これはベリグー!

 ロードレーサーのホームポジションは、ブラケット部ですが、ランドナーのホームポジションはショルダー部らしいです。これで普段、ショルダー部を握っていても、常にブレーキに指がかかりますので、安全性から見ても理にかなっている部品ですね。

 さぁ、次はどこをいじろうかな…。

*1 その後、バーレストではなく、ハンドレストはスペアも合わせて3セット購入出来ました。

*2 これは現在、自作のバーレストを使っているからかもしれません。市販のバーレストや違うものを使うと、また結果も変わって来るかもしれません。


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タイヤ周長一覧(実測値)

STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測

Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm

BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm

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