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2003年10月25日(Sat) edit

[ツーレポ] 「麦草峠アタック2003」with AMANDA FASTRUNNER GT その1

JR鉄道最高地点

始めに

 今年で4回目を数える「麦草峠アタック」に、今回は妻を連れて行きました。もちろん、峠は上れないので、初日は彼女だけ清里辺りで時間を潰してもらって、翌日の小淵沢までのお手軽コースを走ってもらうことにしました。

 急遽決まったツーリングであったこともあり、妻共々ばたばたと出かけることになってしまったのですが、これはこれで、かえって良かったかなと思ってます。じっくり考える時間があったら、多分、連れてはいかなかったと思いますし…。

 以前、沖縄へ行った時のことです。長いツーリングの前というのは、いつも気乗りがしないのが私の常なのですが(レポートにも書いてありますね)、後日、レポートを読んだAMANDAの千葉さんから、「それは一人で行ったからではないか? なぜ奥さんを連れて行かなかったの?」と突っ込まれてしまいまして、ああ、それも原因の一つだったのかなぁと。

 まぁ、いきなり沖縄一周に連れて行っても、どうなったかは想像に難くないので、あれはあれで結果オーライということにして、さて、それじゃ今後どうしましょうか。そういう思いがいつも頭にあったことは確かです。

 そんなこともあり、今回は何とかして連れて行こうと。普段自分がどういう所を走っているのかも見てほしいし、地元とは全然違う所を、あえて自転車で走ることの快感も味わってほしい。もちろん、楽しいばかりじゃなく、多少なりとも続く上りにうんざりするかもしれないけれど、それは決して嫌な思い出にはならないと確信しているし、結果としては喜んでくれるに違いない。

 そしてこれを期に、峠の楽しさに目覚めてくれることを祈りつつ(^^;、少々無理を承知で、二人で行くことにしました。

 幸い、こっつぁんちの宿も取れて(おのさん、宿の手配ありがとうございました)、後は行くだけ。

 輪行の都合上、妻はBROMPTONで行くことになったのですが、まぁ、難所らしい難所は、翌日は無いはずだし、あったとしても、押し歩きか、もしくは自転車を入れ替えれば何とかなるはず。体も自転車も準備は万端とは言えないけれど、なんとかなるでしょ!

 ということで、果たしてこのツーリングの結果は…?

1日目 輪行はつらいよ

 午前4時過ぎに起床、軽い朝食を済ませ、自宅を後に。今回もまた、実家の父親に駅まで送ってもらった。

 妻の相棒(自転車)は、これほど長い距離を移動する輪行は初めてということもあり、その辛さを最小限にすべく、BROMPTONに決めた。初日は峠を上らないことと、二日目はそれほど上りが続かないようなルートを走る予定だったので、まぁこれでもいいかなと…。

 最寄り駅から新宿へ。ここで参加者の方々と待ち合わせ。行きの切符は私が全員の分の指定券を買っておいたので、自分を含め、遅刻する人が出るとかなりヤバイ状況になるはずだったが、さすがみなさん、時間通りに集合。

 妻は、切符の都合で自由席。指定席の私に、妻の携帯から、自由席が2座席分取れたという連絡が入ったので、自分もそちらへ移動。妻は何とか座席に辿り着いたものの、自転車の重さや駅の移動のしづらさに、すでにややお疲れ気味。大丈夫かなと、少し不安になったり…。

 そして7時16分、定刻通りに発車。発車でどたばたしてしまったこともあり、お弁当を買いそびれてしまった。空腹を我慢しつつ、体力を消耗しないよう、半分眠りこけながら、9時46分に茅野駅到着。ここで@nak夫妻と合流。

 各自自転車を組み上げ、準備万端。ここで妻とは一度お別れ。彼女は再び列車で清里まで行って、一日時間を潰してもらうことに。

 さぁ、いよいよ今年の麦草峠アタックの開始。どうなるかなぁという不安は尽きない。なにせ、回を重ねる毎に太って行く自分。この頃じゃ一回で数十kmを走るなんてことは皆無。通勤で片道14kmは走っているけれども、その通勤ルートの走り難さから、有酸素運動をキープするのは至難の技。どうしても安全を考えてヘロヘロ走りになってしまう。

 上りきれるかどうかということではなく、自分の納得が出来る上り方が出来るか…ということに目標を掲げて走ってきた私ではあるが、もう、そんなことはどうでもよい。とにかく、上りきらなければならないのだ。

はじめは様子見

 とりあえず、自分の調子を見る。悪くは無いけれど、やっぱり息が上がるのが早い。天気がとても良くて、最初のコンビニに着いた時にはすでに汗がダラダラと…。お腹が空いたので、おにぎりを食べてみる。

 再スタート。峠に入る前から、ちょこちょこと顔を出す上り坂。先頭を行くおのさんは言うまでも無く、@nakさん達も良いペース。しかしこちらはなんでかすでにゼーハーしていたりする。途中で@nak(あ)さんに「先に行ってもいいですよ?」と言われたのだけど、もはやすでにそれ所ではない。「やばいかも」という思いが頭をかすめる。

すでに不安の色が濃くなってきたり…
すでに不安の色が濃くなってきたり…

 例年通り、初めのうちは休憩ポイントが多い。去年はこの多い休憩でペースを崩しそうだったのだけれども、今年はこれがなんだか有り難い。でも、休憩が多いとそれだけ到着も遅くなるわけで、精神的な焦りが増えてくる…。

 平野さんが、気になるパン屋があるというのでみんなで寄ってみた。私はすでにバッグがきゅうきゅうで、買っても入れる所が無いので表で待機。すると@nak(た)さんが買ってきたパンをお裾分けしてくれた。揚げパン?(真直ぐなドーナツ?)、これがまぁ、出来たてサクサクで実に美味しい。ん〜、車なら豊富に買って帰りたい所。来年はもう少し考えてパッキングしよう。(^^;

道すがらのパン屋さん
次回は何か買い物をしてみたい。

戦線離脱

 ひたすら上る。何度か休憩を挟み、そして上る。息が上がり続けているため、次第に、走りながらの会話に入れなくなっていく。@nak(た)さんは、おのさんと世間話に盛り上がり、こちらは無理に相づちを入れるので精一杯。そして休憩の度に目の前が霞んでいく。どうやら軽い酸欠状態になっているらしい。足も、ふくらはぎあたりがつりそうな予感。そして、標高が上がってきているので、停止すると1分もしないうちに寒くなっていく。状況は悪い…。

まだこの標高では緑の方が多いですね。
まだこの標高では緑の方が多いですね。

皆さんもまだまだ余裕です。

 そしてとうとういつもの、マイペースと言う名の、戦線離脱をすることに決めた。ある休憩ポイントから、「すいません、先に行きます」と言い残し、マイペースをキープ。これは、私の峠の上り方の癖で、極力休憩をせず、負荷を低くして、一定のペースで上っていくやり方。どうしても辛くなって来たら、自転車に跨がったまま、30秒〜1分くらい休む。補給は全て走りながら。

すでにヘロンヘロンで撮影もままなりません。
すでにヘロンヘロンで撮影もままなりません。

 ひたすらひたすらペダルを踏む。脚よつらないでくれ。それだけを祈る。標高の看板を見つつ、まだまだ先が長いことを自覚する。

冬季閉鎖ゲート。
冬季閉鎖ゲート。ここで一度皆さんを待ちましたが、すぐにまた一人で上り始めました。

 お腹が空いてきた。バッグにはまだ少しだけ補給食があるけれど、止まらないと取り出せないので、やっとここで停止。ふと右手を見るときれいな景色が広がっていた。あ〜綺麗だなぁ。せっかくなので一枚。

もっと綺麗でした。
もっと綺麗でした。デジカメはこういう撮影は苦手ですね〜。

 マイペースに変更したせいか、まだ脚は何とか大丈夫。踏み方を色々と変えて、同じ筋肉ばかりを使わないようにしてみる。効果があるのかわからないけれど、つってしまうという強迫観念から抜け出すためには、あれこれやってみるしかない。

 ダラダラと上る。麦草は今年で4回目だけれども、何度来ても先が読めない。というより、毎回こんな感じで呆然と走っていれば、覚えるものも覚えらるわけがない。何となく記憶がある箇所を通り過ぎても、そこが頂上からどの辺なのかは、もちろん、さっぱりと把握できない。距離も、標高もちゃんと把握できないため、ペース配分ができない。結果、マイペースは少しずつ崩れ、後半はヒィヒィ言いながらの道のりとなった。ま、自業自得でしょ。初めての時はかなり余裕だったんだけどなぁ〜。

 そして毎年目印にしている箇所に出た。上り途中に、急に平坦になって、一瞬だけギアが上げられる所だ。やっとここに出たか〜。後もう少しだ〜。

 先が見えてきたことで、精神的にも余裕が出た。標高の看板は2,100mを越えた。あと27m上ればいい。がんばれがんばれ。

峠という奴ぁ

 長い直線に入った。これが表れると、もう辿り着いたも同然。しばらく行くと、頂上近くの山小屋、ヒュッテの看板が見えてくる。毎度のごとく、一旦通り過ぎ、最高地点の看板まで行き、写真を撮る。

最後の方に出てくる直線。これが見えたらゴールは近い。
最後の方に出てくる直線。これが見えたらゴールは近い。

そして今年も上りきれました。
そして今年も上りきれました。

 すぐにヒュッテへ戻り、入口に自転車を停めると、まきさんが到着。少し休憩をすると、まきさんは「じゃ、ちょっと行ってきます」と言ってまた走り出した。上の看板へ行くのかな? と思って見ていると、来た道をまた引き返していった。う〜ん、今年はもうあれは出来そうにない。

 しばらくして、全員が上り切った。毎回、よくも脱落者無しでみんな上り切るものだなぁ。本当にそう思う。みんなで一緒に上る連帯感からか、それとも峠の魔力という奴か…。

 そして全員で記念撮影。

全員で記念撮影。
念のため、プライバシー保護の観点から、お顔は隠しました。

 山小屋へ入り、しばしの休憩。みんなコーヒーやらケーキやら食べてる。私はといえば、後は下るだけなので、楽しい夕食へ向けて、数時間のダイエットに突入。

パンク大魔神 PART1

 ここから楽しくも恐い下りだけれど、ここで@nak夫妻とはお別れ。彼等は来た道を引き返し、道の途中のペンションに停めてある車で帰宅するのだそうな。お疲れ様でした。また走りましょう〜♪

 さぁ、下りだ。

 とりあえず再後尾を行くことにする。下る下る。楽しい〜。これがあるから自転車の峠はやめられん。

 この自転車、AMANDA 700Cのギア比は、徹底的にトップギアを殺して、クロス&ローギアで組んであるので、下りではそれほど速度は乗らない。とはいいつつ、長い下りに入るとちょっとアタックをかけてみる。700Cくらいの大径ホイールになると、下りでも安定しているので、とても安心だ。しかもよく転がるので、ハイギアが足りなくても、ちょっと勢いをつけてやるだけで、時速は60km/hを越える。

 しばらく下って異変に気付いた。やたらとフロントから路面の振動がくる。あれっ、これって…? すぐに速度を落とし、フロントタイヤを見ると、見事にタイヤが潰れかかっている。

「パンクだ…」

 なんてこったぃ。ま、いいでしょ。すぐにスペアと入れ替える。心配なのは先に下って行ってしまった人たち。転けたと思って心配するだろうなぁ。とりあえず、見ないだろうとは思いつつも、おのさんにメールを打ってみる。

 10分程度ですぐに復帰。遅れを取り戻す。途中の待ち合わせポイントで合流。今度はおのさんがBD-1をひっくり返してなにかやっている。ヘッドパーツが弛んでいたらしく、点検とのこと。

 一同は松原湖へ向けて、再び下りはじめた。

 先ほどのパンクもあり、少しゆっくり目に下る。慌てて入れ替えたので、パンクの原因を突き止めていなかったのだ。もしかしたら、またパンクの可能性がある。一人なら幾らでもパンクはかまわないけれど、団体では一人の遅れは全員の遅れとなる。ただでさえ、時間が押している所へ、モタモタと時間を使ってしまっては、晩ご飯に間に合わない可能性もあるのだ。

 この後の下りでは何事もなく、無事に松原湖駅へ到着。時間に余裕があるので、落ち着いて輪行準備。AMANDA 700Cは、泥よけやキャリアが付いているのだけれど、リアの泥よけを取るだけで、あれこれを外さなくても、輪行袋に入ってくれる。よって、普通のロードレーサーなんかと変わらない輪行準備ができるのだ。まぁ、重さはロードレーサーの比ではないけれど…。

下り途中にあるドライブイン(?)から見えた景色。凄く綺麗でした。
下り途中にあるドライブイン(?)から見えた景色。凄く綺麗でした。

下りきった交差点から。夕焼けがキレイでした。
下りきった交差点から。もっと早く気付けば、良い場所で撮れたかもしれません。

 そして5時半過ぎの小海線に乗って、野辺山へ。野辺山駅に到着すると、ここでようやく妻と合流。コンビニ&自販機でつまみと酒を買って、いざこっつぁんちへ。

松原湖駅。
松原湖駅。自転車のまま、ホームに入っちゃいます。この頃にはすでにこんなに暗くなっちゃいました。

相変わらずのこっつぁん

 今年も宿はこっつぁんち。妻は今回が初めてだ。ユースみたいな所なので、見知らぬ他人と同じ部屋になる可能性があることを、ちょっと気にしていたようだけど、おのさんの尽力で、なんと広い和室に二人で泊まることが出来た。

 とにかく荷物を降ろして二人してホッと一息。惚けている間に、すぐに夕食だ。こっつぁんちの食事は、とにかく家庭的なメニューが多い。野菜類は自家栽培のようだし、近くの山で取れた山菜もあったりする。または、他の宿泊客からの差し入れも出たりする。今回は、何とイクラがあった!!!(あまりの感動に撮影も忘れた)

 夕食の後はお風呂。ここ数回はずっと近くの温泉宿へ行っていたのだけど、今回はひさしぶりに内湯を借りた。知らぬ間に新しくなっていた。時間が押していたこともあり、のんびりはできなかったけど、なかなかこれもよかった。

 お風呂の後はみんなで今日一日を振り返りつつ、あれやこれやで盛り上がった。

 こうして夜はふけて行き、11時くらいに就寝となった。

走行距離:約50km
平均速度:約13km/h


2003年10月26日(Sun) edit

[ツーレポ] 「麦草峠アタック2003」with AMANDA FASTRUNNER GT その2

こっつぁんち前。
こっつぁんち前。良い天気です。

2日目 これぞサイクリング!

 翌朝。

 妻は朝早くから起きだしてストレッチをしている。どうも昨日の輪行で、すでにキているらしい。私はそれを横目に、もう少し夢の中へ。

 朝食。

 こちらもいつも通りのメニュー。パンはトースターで焼く。どうしても焼き過ぎてしまうのも、これまたいつも通り。

朝食です。見た目普通ですが、なぜか美味しいのです。
朝食です。見た目普通ですが、なぜか美味しいのです。

 朝食の後は、荷物をまとめ、こっつぁんちの前で記念撮影。他の宿泊客も自転車好きな人たちがいて、自転車談義に花が咲く。私の知らない、クラシックなパーツの名前がバシバシ出てくる。上手く反応できない。(苦笑) 私の自転車である、このAMANDAというブランドを知っているらしく、いろいろと話をした。

出発前の面々。
出発前の面々。

 そしてその後、こっつぁんと、その他の面々にお別れを告げ、二日目のスタート。まずはとりあえず、いつもの国立天文台野辺山へ。しかしすでに過去、2回来ていることもあり、中に入るのは止めにした。妻は見たかったかもしれないけど、ごめんなさい。

 次にこれまたいつものJR最高地点。やはりお約束のソフトクリーム。ん〜、やっぱりここに来たらこれを食べないとね〜。

恒例のソフトクリーム JR最高地点で記念撮影。(まきさん撮影)
左:恒例のソフトクリーム 右:JR最高地点で記念撮影。(まきさん撮影)

良い天気で最高でした。
良い天気で最高でした。

 その後は旧道から国道に入り、清里へ。萌木の村の隣に「ともにこの森」というところが出来たそうで、そちらへ。辿り着くと、そこには牛乳とチーズの「清里ミルクプラント」、大豆と豆腐の「だいずや」ジャムの「清里ジャム」ケーキやお菓子の「パティスリー アン・グーテ・ア・ラ・カンパーニュ」の4店舗が並んでいる。妻は全部に廻りたいと言い出したけど、結局時間の都合でケーキは無し。

 家の土産に豆腐と納豆を買ってみた。(配送で)

パンク大魔神 PART2

 清里駅から川俣林道へ。でも舗装路で快適。さらに進むと川俣渓谷へ。ここで一度自転車を置き、遊歩道を歩いて入る。しばらく進むと、「吐龍の滝(どりゅうのたき)」という滝が目の前に現れる。それほど大きなものではないけれど、有名なのか、写真を撮る人でごった返していた。

 再び一行は道を進んで甲斐大泉駅へ。そこから泉ラインを進む。この辺りにある、「森の小径」というレストランでお昼。

 ここまで来るのにとても時間がかかってしまった。というのは、私のAMANDAが連続でパンクしまくっていたからなのだ。原因はどうもリムテープにあるらしい。いくらパッチを貼っても、すぐに違う所がパンクしてしまう。貼ったパッチからまた空気が漏れるというていたらくもあり、手許にあったパッチは全て使い果たして、なお、おのさんからパッチを頂いたりしてもう情けないやら…。

 実は持っていたパッチがちょっとチューブに対して大きすぎたのも、上手く貼れなかった原因のようだった。補修パーツはよく選んで持ってこないと、何の意味もないことを実感。帰ったら、一度この辺は見直しをしないといけない。

森の小径

 入ったレストランは、山荘のような造りで、たぶん、2階はオーナーが住んでいるのではないかと思われる。ここでお昼を食べている間に、新たなパンク修理をする自分。今度はなんだよ、貼ったパッチから漏れてるじゃないか。あーもう、こんなにパンク修理で手こずったのは今までで初めてだ。気分も最低に落ち込んで行く。

 まぁ、食べるものを食べて、元気を取り戻すか。ということで、パンク修理の間に妻が注文しておいてくれたランチがこれ。ん〜、さすが、私の好みをわかってるねぇ!

チキンのソテー。
チキンのソテー。かな〜り美味しかったです。

「森の小径」 http://www.geocities.jp/cafe_morinokomichi/

 お昼が過ぎ、一同は甲斐小泉駅付近へ。ここでまたパンク。んがー! と騒いでいる場合でもない。とにかく直さねば。しかし今度はなぜだかパッチが上手くつかない。どひー。もうパッチがありませーん。どうしようもなく、おのさんからパッチを一枚頂いた。イージーパッチというものらしく、その名の通りただ貼るだけのお手軽品。でもしっかりとくっつく。偉い。

 さらに道を進み、「三分一湧水」というところへ。水が湧いていて、しかもかなりの水量。おのさん曰く、文化財としても貴重なものらしい。そのまま飲めるそうなんだけど、やめといた。(^^;

 そして毎回定番の、スパティオ小淵沢にある「延命の湯」で締めくくり。妻はもう着替えがないってことで外で待っているとのこと。んじゃ、すぐ戻るから待っててね。

 しばしの後帰還。あんまり温まっても汗になっちゃうので、とりあえず今の汗を落とす程度。いつもなら、この後隣の中華レストランで食事だから少々のぼせてしまってものんびり出来るけれど、この後はすぐにまた輪行だから、こんなもんで良し。上がってきたみんなは牛乳を美味そうに飲んでいる。実はすでに私はここでビールを一缶空けましたなんてことはちょっと言えなかった。(汗)

いざ帰還

 小淵沢駅へ。いい加減に輪行を済ませ、なんの列車で帰るか検討。便利な列車は、全て指定は埋まっているので、その列車の自由席も絶望的だろう。立って帰るくらいなら、鈍行で帰ろうか…。そんな気持ちになるのはもはや当然と言うべきか。時間がかかるのは覚悟の上、半分近い価格で帰られるのも魅力。よーし決定。

 5時半くらいの鈍行で小淵沢から甲府、甲府から高尾、高尾から中野、中野から最寄り駅へ。3回の乗り換えだったけど、とても空いていて、のんびりと帰ることが出来た。翌日は仕事だけど、まぁ、こういうのもいいでしょう。混みまくって無くて、変な客がいないなら、こういうのも嫌いじゃない。

 最寄り駅で自転車を再び組み上げる頃、雨がポツポツと降ってきた。急いで帰らねば。そう思っていたら妻のBROMPTONのギアが動かないというトラブルが。ワイヤーでも切れたか。確認する暇はない。申し訳ないけれど、妻には家まで一番重たいギアで帰ってもらうこととなってしまった。メンテナンスを怠っていた報いが妻にまで降りかかってしまった。情けないの一言である。

 こうして今回の麦草アタックはうやむやのうちに終わりとなった。来年はもっとしっかり走れるように、準備も整えておかねば。

終わって。

 とにかく、「なんでやねん!」というくらい、トラブルに祟られたツーリングでした。最近、確かにあんまり走っていないことで、自転車にかけるメンテナンスは薄かったかもしれません。情けない。このトラブルに巻き込んでしまったおのさん、まきさん、平野さん、そして妻には本当に申し訳ないことをしてしまいました。

 とりあえず、AMANDAのリムテープ、新しいチューブ、それに見合ったパッチを買ってきました。BROMPTONの方は、車軸のボルトが根本から折れており、修復には時間がかかりそうです。いっそ、和田さんとこで内装7段にしちゃってもいいかな? なんて。

 次回はぜひとも、妻を麦草に上らせてみたいと思ってます。でも、いきなりだとアレなので、事前に行って練習とか必要かな?(^^;

 ということで、皆さんお疲れ様でした。


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STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測

Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm

BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm

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