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2007年12月23日(Sun) edit

[BD-1] r&m BD-1 Z その1「購入のきっかけ」

なぜ今BD-1なのか。(03.10.24)

2003年BD-1 Z  正直申しまして、たいした理由はありません。(^^; きっかけらしいきっかけと言えば、AMANDA 20inch foldingと、Panasonic レ・マイヨWの2台の稼働率が下がり、「乗らないモノを持っていても意味がない」ということで売却した穴埋め……でしょうか。

 それと、現在の職場までの通勤用に、スポーティーに走れて、かつ、折り畳みがとても早く、コンパクトになるものが必要になってきたことも、その一つかもしれません。しかしいずれにせよ、「少し我慢していれば、焦って新車に手を出さなくても良かった」状態であったことも、また確かでした。

 現在の自分の自転車を見てみると、嫁に授けたものを除けば、ロードレーサーのcannondale R2000、ツーリング車のAMANDA 700C、短距離ポタ用のUGOマイクロ14の三台のみ。そこでハッと気づきました。「お手軽輪行ツーリング用が無いな…」と。(こじつけ臭い) でも、今さらBD-1なの? もうみんな買いまくりで、すでに新鮮味が無いじゃない? という思いは強くありました。他に何か無いかと、webで折り畳み自転車に関していろいろ調べてみても、どうにも「ビビビッ」と来るものがありません。走りは良いけれど高い、折り畳みはそれなりに早いけれどルックスに新鮮味がない、安いけれど重い等々。一通りリストに挙げて、一つずつ「これはダメ、あれはダメ」で消去法にて、最後まで残っていたのがBD-1でした。

 そんなある日、何気なくLoro Cycle Worksさんを覗きに行くと、タイミング良く2004年のBD-1シリーズが発表されているじゃありませんか。その中で目を引いたのが、BD-1 Zでした。色は黒で新鮮味がありませんが、手ごろな価格、後から変更することを考えると妥当な8Sギアの安価なコンポーネント、そしてFディレイラー台座。これは良いねぇ。と、即座に思いました。通勤路はほとんどが平坦なので、8Sでも十分だし、後にこれで峠でも行きましょうかとなっても、Fディレイラーによりフロントダブル化出来る強みがあります。さらに塗装がパウダーコーティングと来ては、もう何も自分の行動を阻むものは無し! 行け行けGOGOジャ〜ンプ!てなもんです。

 そしてある日の朝、ベッドを飛び起きた私は、出勤の準備をしつつ、発注のメール送信ボタンを押したのでした。

購入前の駆けめぐる不安&トラブル。(03.10.24)

 さて、注文をしてから届くまでの数週間、私は一抹の不安にとらわれていました。はたして、これで良かったのかな…と。ちょうどこの季節は新車ラッシュ。モノが届くまでに、違うメーカーから新しい折り畳み自転車が出ちゃったりしないかな…とか、自転車じゃなくて、別の何か(例えばデジタルカメラとか〜)でも良かったかな? なんて、煮え切らない気持ちでいました。

 なかなか入荷のメールが来ない。いったいいつになったら納車なのだろう? そんなことを考えていたある日、とある用事で木場にあるイトーヨーカドーへ行ったのです。何となく寄った3階の大型スポーツ店の自転車コーナーに、2003年BD-1 Capreo PCレッドが置いてありました。これは以前から嫁さん用になんとか手に入らないかな〜なんて考えていたモノなのです。近寄ってみてみると、なんと価格が9万円を切っている! 30%引き!? 嫁さんと目を合わせ、即決。先に嫁さんのBD-1が決まってしまったのでした。

 ところがこのBD-1、とんでもない不良品だったのです。まず、フロントチェーンリングから、すぐにチェーンが落ちてしまいます。特に、ロー側でトルクをかけると簡単に外れます。リアディレイラーかと思っていたのですが、原因はよくわかりません。現象だけで判断するに、どうもクランクがずいぶんと外に出ているように見受けられます。もしかすると、ちゃんとクランクを押し込むボルトが締まりきっていなかったのか、もしくは、BBのサイズが違うもの(トリプル用?)が取り付けられていた…と推測します。そのままリアディレイラーを調整しながら走っていたら、とうとうペダルが回らなくなりました。

 街灯の下(周りはもう真っ暗)で調べてみると、なんとチェーンが切れかかってます。なんて事でしょう。安かった理由はここにあったのか。そう思う以外にないくらい、私達の怒りは頂点に達していました。でも、ただ怒鳴りつけてもしかたがありません。冷静に、事の事実を電話で告げ、あとは押し歩きで帰りました。

縒れたチェーン

最悪のイトーヨーカドー木場店の、3Fのスポーツ店(03.10.24)

 翌日に出向いてみると、その店の対応は最悪でした。

 購入した当日、そして翌日行く前に電話をしたにもかかわらず、その内容が現場に伝わっていなかった。事情を知らない店員は「預け入れしてくれ」と言った。電話では、すぐに対応するし、当然無償でやらせて頂くと言ったにもかかわらず。もちろんその場で抗議。また1から事情を説明すると、「原因がわからない。こんなチェーンの切れ方は見たことがない」と、まるでこちらが悪かったかのような口ぶり。返品を求め、赤伝を切ってもらい、返金してもらった後、今回の全てについて「申し訳ございませんでした」の一言も、なんの声すらもかからなかった。対応した店員は首にせよ! と声高に抗議したいくらいの最低な対応。笑顔無し、目つき悪し、態度悪し。こんな奴を店に置いておくやり方には、この店全体の認識を疑う!

 もう、二人して泣きたくなる思いでした。なぜ、こんな店が、大きな店舗で営業を続けていられるのか。フロア長は何をしているのか。怒りは全然収まらず、数日間、このイライラを抱えて生活する羽目になりました。

 しかし、嫁さんは私以上に怒り心頭だったことでしょう。せっかく手に入ったはずのBD-1がチャラになってしまったのですから。なんとかしないと…ということで、世話になっている数店に連絡。2003年BD-1 Capreo PCレッドを探してもらい、Loro Cycle Worksさんに残っていた最後の1台を押さえてもらい、納車にこぎ着けたのです。ここは30%引きというわけにはいきませんが、その分の信用を買っていると思えば、安いものです。イトーヨーカドー木場店の30%引きは、そのまま、客に対するサービスが引かれた金額だったのでしょう。

諦めたBD-1 Z。(04.1.7)

 年が明け、私の家ではとある問題により、ちょっと入り用になったのです。これに伴い、BD-1 Zの資金繰りに不安が出てきました。あれこれと考えてみたのですが、今はとりあえずBD-1 Zを諦めよう。そういう結論にたどり着き、申し訳なく思いながらもLoro Cycle Worksさんにお断わりのメールを出しました。

買っちゃった。(04.2.8)

 ところがどっこい。そのその一ヶ月後、上記の資金繰りの問題は全てクリア。あらら。どうしましょ。Loro Cycle WorksさんではすでにBD-1 Zが入荷していて、買えなくもない。なくもないが、たしかLoro Cycle Worksさんではすでに「予約だけで終了しました」とメールに書いてあったような…。むぅ、条件は整ったけど、物がないというのは困った。こういう時はなんだろう、ちょっと待った方が良いのかな。急がない方が良いのかな…。と躊躇していると、嫁さんが「いいよ、買ってきても」と、さらりと言ってくれたのです。んじゃー、上野クラシックでも行ってみようか。あればあるでいいし、無きゃ無いでしばらく待ちましょう。そんな気楽な態度で出向いてみたところ、あっさりと置いてある。即決です。買うた!

 こうして紆余曲折はあったものの、なんとか夫婦お揃いの自転車を揃えることが出来ました。いろいろありましたが、これを選んで良かったなというのが正直な気持ちです。


2007年12月24日(Mon) edit

[BD-1] r&m BD-1 Z その2「Type-3キャリア」

ダメだったType-3キャリア (04.5.15)

説明  見た目の良さと、折り畳みの機能美で一目惚れしたのですが、これがまた相当なくせ者でした。

 ダメだった理由は以下の通り。(日記より抜粋)

折り畳みの際、リアのピボット部の動きが悪くなり、リアタイヤを折り畳むのにやや重くなった。

リアタイヤを畳んだ状態では、シートピンを解除しただけではサドルが下がらなくなり、シートピン反対側のボルトをグラグラになるまで緩めてやっと下がるということになった。  この原因の推察として、キャリアの製造上の精度、そして、BD-1という自転車の折り畳み機構に密接に関係があるように思います。

 BD-1のリアタイヤのスイング部というのは、畳まれるとリアタイヤはトップチューブに相当するメインフレームの左側に来るように、オフセットされています。この機構により、リアタイヤを畳もうとすると、それにより、シートピンも左寄りへ力がかかり、シートピラーを押さえている樹脂も左寄りに動き、シートピラーの動きを止めてしまうのではないかと。

 これを防ぐためには、その左寄りにかかる力の影響を受けないように、キャリアを製造する精度、そして設計の再検討が必要なのではないかと思われます。しかしこういった大量生産する製品には、ばらつきがありますので、このような不具合が出るのは私のキャリアだけなのかもしれません。がしかし、現状、私の手元にはこういう不具合を起こす製品が存在しているのは事実です。

 とはいえ、たまにしか畳まない人には、実はどうでも良いことなのかもしれません。リアのスイングが重かろうが、しっかり畳めますし、シートピラーが下がらないと言っても、シートピンを緩めれば下がるのですから。

 ただ、これを、通勤で毎日最低2回の折り畳み、展開を繰り返す私には、だんだん厳しくなっていくのは事実でした。

 後釜として、日東のアルミキャリアを買ったのですが、これだって欠点がないわけではありません。ひとまず目に着くのは、畳んだ状態で自立するのですが、かしいでます。まっすぐ立たず、斜めになってます。まぁ、さしたる問題ではないんですけどね。

 BD-1用キャリアバッグも、前後の動きを止めるために、ベルクロテープをシートピラーにかけないといけないのですが、全然届きません。これは実はType-3キャリアでも届かないのですが、さらに遠くなりました。が、キャンプ用品店で同じようなベルクロテープを買ってきて延長し、シートピラーではなく、シートチューブに回すことで固定することができました。

 見た目、Type-3と比べ、キャリアに載せた荷物は車体の中心から離れてしまっているのですが、重心はずいぶんと下がっているので、走行性にどういう変化が出るか、今後で検証してみたいと思います。


2007年12月25日(Tue) edit

[BD-1] r&m BD-1 Z その3「日東アルミキャリア」

そして日東アルミキャリア (04.5.15)

説明

 そして代替えとして日東アルミキャリアをチョイスしてみました。(日記より抜粋)

  1. 荷物が体から遠くなる(後ろよりに位置する)ので、荷物と一緒に自転車を持ち上げた時に、重さを感じます。(たいしたことじゃないですね)
  2. 重心は低くなるので、今までよりも安定するでしょう。
  3. 折り畳んで地面に置くと変な姿勢に…。
     これは致し方なしかな…。
  4. シートピラーがサクッと下がるようになりました。(^^)v
     これはType-3キャリアに原因があったので、日東アルミキャリアのおかげじゃ無いとも言えますが、正直嬉しいです。
  5. ゴム掛けがないのです。(;_;)
     キャリアに荷物を載せ、ゴムで巻きたいのですが、ゴムを引っかけるフックが出ていない(これはType-3も同様)のです。悲しい。しかたがないので、Type-3の時みたいにキャリアごとぐるぐる巻きにしようと思うのですが、キャリアの底面は泥除けがひっついています。ぐるぐる巻きに出来ません。(;▽;)
  6. 純正キャリアバッグが取り付けにくくなりました。
     上記と同じ理由で、バッグを固定するベルトが回しにくいのです。ちょっと手間がかかりますが、ほとんどのキャリアバッグがこういう固定方法ですので、目をつぶるしかありませんね。

 まぁ、長所短所織り交ぜていろいろありますが、私としてはこの日東アルミキャリアは気に入っています。

説明

 少しアップで撮影。後ろの泥除けがぴったりと押さえつけられており、バタバタと遊ばなくなりました。


2007年12月26日(Wed) edit

[BD-1] r&m BD-1 Z その4「ブレーキをDEORE LXに」

ブレーキをDEORE LXにしました!(04.6.13)

ブレーキグレードアップ  純正のブレーキが調子悪くなってきました。リアが鳴くようになったのです。自分で、出来る限りの調整をしてみましたが、どうもダメっぽい。大切なブレーキでもあるし、ここはいっちょ、ブレーキのグレードアップを図りましょう! てことで、何を付けるか検討。最初はやっぱりCapreoかなぁ〜と思ったのですが、予算的にはもう少し踏ん張れるので、DEORE LXで決定! いつもの通り、Loro Cycle Worksさんでお願いしました。

リアブレーキ  取り付けはセルフです。説明書を見ながら慎重に。Vブレーキの調整は難しいと思っていたんですが、手順を守ればなんて事はありませんね。 ちなみに、良いか悪いかわかりませんけど、私はインナーのワイヤーに薄くグリスを塗ってからアウターに入れています。

 ところで、バーハンドルって、グリップを抜くのが大変じゃありませんか? 行きつけの「サイクルショップよしだ」さんで教えてもらった良い方法があります。ハンドルとグリップの間に、エアーコンプレッサーでエアを大量に送り込むのです。こうするとあっという間に抜けます。取り付ける時も同様に、エアを使えばスコッと入ってくれます。エアーコンプレッサーが無いよ。という方は、空気しか出ないスプレー(エアスプレーでしたか?)でもなんとか行けます。エアの量が違うので、ちょっと手こずりますが、ただ外すより全然簡単です。お試しあれ。

ブレーキレバー  取り付けてからさっそく試走。走り出してすぐに「ぎぎぎぃ〜」という異音が。なんだぁ〜、まだ鳴くじゃないか〜! 落ち着け。何かが足りない。よ〜く考えよ〜♪

 そうだ、シューの当たり面の調整をして無いじゃないか! てことですぐに調整。なんと、DEORE LXは当たり面の調整も、かなり緻密に出来るのです。これもまた調整しては走り…を繰り返し(極端に、シューに対してハの字にセッティングすると、タッチが悪くなります)、どうにか鳴かず、タッチもなんとか…という調整を終えました。これで鳴きともおさらばです。

レバーのアップ  見た目もブラック&ゴールドで引き締まった感じがしませんか?(^^) さぁ、この調子で次は駆動系を行ってみよう〜!


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STRiDA LT (Primo Comet 16inch 1.35 HE 37-305) : 未計測

Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm

BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm

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