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1999年07月17日(Sat) 曇り ときどき 雨

[ツーレポ] 北海道ツーリング 33日目 撤退だーっ!(^^;

 午前5時、待ってましたとばかりに飛び起き、一瞬で荷物を片づける。こんなとこ、いつまでも居られるモノかっ!(^^; (いや、天売島には何の責任も無いのだが) 一番のフェリーは10時45分。島は一周12kmしかないから十分余裕で観光は出来る。でもすごい曇り。どんよりどよどよ。まぁいいや、とりあえず一回りしてきて、そのままフェリーターミナルへ逃げよう。

 走り始める。4kmくらい進んでから、すこし霧が出てくる。ちょっと迷うも、そのまま進む。すると道は一気に上り始めた。野鳥の住む高台へ行くためだ。ところが…というか、やっぱり、上るに従い霧はどんどん深くなり、しまいには雨になってしまった。がーん、やっぱりー!(^^; しかも道は上る一方。霧が深いから先が読めない。たぶん、もうちょっとで営巣地へたどりつこうかというところで進むのを断念。来た道を引き返した。もうオロロン鳥どころじゃない(とはいえ、98年の時点で生息数17羽というから、まず見られない)、自分の身のほうが大切だ。

 ずぶ濡れになりながらまたプレハブへ戻ってきた。ついてないなー。(;_;) というか行動が浅はかすぎたな。

 教訓「霧が見えたらそれ以上進むべからず」(観光の時だけ)

 しかしこれで一気に気力を失ってしまい、焼尻へ行く元気がなくなってしまった。ガイドブックの写真を見る限りでは、キャンプ場もここと似たり寄ったりな雰囲気だし…。いいやもう、羽幌へ戻ろう。

 思いっ切り早い7時過ぎにフェリーターミナルへ逃げ込むも、開いてない。(笑) そりゃーそうだろうな。とりあえず前で待つ。予想より早く、7時半くらいに開いたので中でじっと時が過ぎるのを待つ。なにせ天売発〜羽幌行きは10時45分。一眠りできるくらいの時間がある。

 周りの土産物屋を見渡していると、食事処が開いていたので、そこで味噌ラーメンを食べる。朝ご飯食べてないし。ウニ丼とか、いろいろと美味しそうなのがあったのだけど、ここは一つおさえて…。でも、かなり美味しかった。いい味出してます。コーヒーごちそうさま。

 10時45分、フェリー代と時間の無駄だったコトを大きく後悔しながら天売を発った。でも、来たことに意義があるのだよ。たぶんきっと。(;_;) さようなら天売島、たぶん、たぶん、もう来ないと思いまス。(苦笑)

 いや〜それにしてもちょっとタイミングが悪かったな。ここも晴れてさえいればかなりイケているらしい。フェリーターミナルの自由帳を読むとそれが伺い知れる。まぁこういうのも運命という奴っす。

 二等客室でひたすら目を閉じていた。うつむいていたせいか、羽幌へ着いたらちょっぴり船酔い気味。大丈夫だけど。

 そんなことより、羽幌は雨。降ったり止んだり。はぅ。一気に力が抜ける。アッタマにきたので、近くの温泉に飛び込む。「はぼろ温泉」つーところ。ホテルとくっついているタイプ。日の出岬と同じね。

 一時間くらい入って出てくると、しっかりと降っている。くそ。アッタマにきたので、もう一度中に入って生ビールを飲む。どうせこのままじゃ走れない。しばらく様子を見ることになるからだ。時間はまだ午後1時、余裕はある。そしてそれから一時間。いつ降りだしてもおかしくはないけど、今は止んでいる。行くか。雨宿りをしていた国道の橋の下(いざとなったらここで野宿するつもりだった)から苫前方面へ走り出した。

 が、1kmも行かないウチにパンク! ぎゃー!(^^; パ・ン・クなどしている場合かーっ!(^^; アッタマにきたので修理。(笑) 原因を調べると、なんとタイヤに穴が開いている。じつはこのタイヤ、この自転車を買ってからすぐに小さな裂け目を作ってしまっていたのだけど、それがとうとう穴になってしまい、チューブがやられてしまったのだった。とうとうここでタイヤ交換。穴の開いたタイヤは裏からパッチを貼れば応急用としてでも使えるだろう。捨てないで持っていくことにする。

 まだ雨は止んだままだ。素早く修理を完了させ、再スタート。でもやっぱり降りだしてきた。なんてことですか、ホントに。(;_;) しょうがない、最後の手段を使うか。

「とままえ夕陽が丘オートキャンプ場」

 ここは羽幌から10kmもない。近くて良いのだが、なにせ名前の通りオートキャンプ場。べらぼうに高い。自転車でも一泊1,000円だ。ここだけは行くまいと思っていたのだけど、しょうがない。ホテルに泊まるよりはマシだ。今は状況が状況だけに致し方なし。うきゃー! と道を逸れる。

 さっそくテントを設営し、コインランドリーで洗濯しつつ米をといで、やっと落ち着いた。はぁぁ。えらく疲れた。今日は全然走ってないのに何でこんなに疲れるんだ…と思ったら、今日は昼飯食ってないや。やっぱり人間食わないといけませんなぁ。

 オートキャンプ場というのは、私は基本的に嫌い…大嫌いなのだ。理由は一つ。「目的が違う」からなのだけど、こちらは「生活のためにテントを張る」のに対し、あちらは「レジャーでテントを張る」のである。しかも基本的に家族連れ。ガキがやかましい上に大人もハメを外してうるさいったらありゃしない。これがソロキャンパーの集まるキャンプ場なら、みんなしっかりとわきまえている。もちろん、ここはオートキャンプ場なので、私が場違いなだけ。こちらが我慢するしかない。今夜はどうしようもなかったのだ。運命のいたずらだ…って、なんかしつこいですが、それくらい酷いところなんですよぉぉぉ。(;_;)

 早く寝静まってくれることを願いつつ、「明日は早発ちだっ!」と心に誓う(でも天気次第)自分なのであった。

走行距離 21.7km
実走行時間 1h38m
平均速度 13.2km/h
最高速度 43.1km/h
積算距離 1894.3km


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Raleigh RSW Special (Primo comet 20inch 1.35 HE 37-406) : 1450mm

BROMPTON S2L (SCHWALBE KOJAK 16inch 1 1/4 WO 32-349) : 1280mm

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