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最近は痛快娯楽作品ばっかりだったので、たまにはしっとりと感動作品を見ますか。ということでこれ。
英国王室についてはあんまり感心がないのでよくわかってないのですが、いやまぁ、みんな大変なんだよねと。日本の皇室しかり。私は平民で良かったよ。(´・ω・`)
子供の頃の家庭環境(王室で家庭環境というのは言い方が間違っているのかもしれないけれど)により、吃音を発症してしまうジョージ6世。公の場でスピーチをすることが増えていくのだけれども、このためにまともに喋れない。そして言語聴覚士のライオネルの元を訪ね、治療だけではない信頼関係も生まれ、少しずつ吃音を克服していく…
吃音っていうのは、発する言葉以外でも、誰もが抱えてる現象だと思うのです。思いはたくさんあるのに、相手に全然伝わらない。誤解は生まれるし、別離もある。誰もが思うように言葉に出来て、上手く伝えられるわけじゃない。それを克服していかなくちゃならないのは一緒。これもまた、なかなか克服できないことのひとつです。
それにしても、逃れることの出来ない人生のレールに乗せられた人は大変。一般人ならば、目の前にある壁は、最悪避けてしまえばいいのだけれど、それがもし不可能な場合、どうしますか。いや〜、これまでも散々逃亡を重ねてきた自分には、まさに胃が痛くなる思いです。
進むしかないジョージは、泣きながらそれを受け入れ、そしてライオネルの指導もあって吃音でグダグダになることなく、スピーチを成功させる。逃げることも大切ではありますが、逃げずに戦った姿はやっぱり美しい。
そうか、自分に足りないのは「勝利」という戦歴なんだ。
ま、いらないけどね。w
作品は、とにかく「喋らなくちゃいけないのに喋れない」シーンがところどころ出てきて、見ているこちらがもの凄い気まずさと緊張に包まれます。なかなか安心して見ていられない。ある意味、「緊迫の2時間10分」という感じ。
Wikipediaによると、結局この人(ジョージ)は晩年まで吃音を完全に克服は出来なかったようですが、そういう意味ではいろいろ考えさせられますね。例えば、人付き合いが上手く出来ない自分は嫌いだけれども、自分と決別は出来ない。一生付き合っていくしか無い。自分と向き合うとはそういう事なんだろうと。
自分からだけは逃げられない。自分とは一生かけて戦っていく必要がある。つまりジョージの人生は、誰もが抱える苦悩と同じなんじゃないかな。だからこそ、この作品にはまり込むし、共感が生まれるんだと思う。
大人よりも、これからの人生を歩んでいく子供にも見て欲しい。
今月は小竜がちょっと落ち過ぎたかな。いちごももう少し増やしてみよう。
三毛 たま(♀) | 茶トラ1 小竜(♂) | 茶トラ2 小虎(♂) | 茶トラ3 いちご(♂) | |
5月1日 | 3000g | 4800g | 4900g | 4500g |
6月1日 | 3200g | 4800g | 5100g | 4800g |
7月1日 | 2900g | 4800g | 5000g | 4600g |
8月1日 | 3800g | 4900g | 5000g | 4800g |
9月1日 | 3200g | 5000g | 5200g | 4700g |
10月9日 | 3300g | 5100g | 5300g | 4800g |
11月1日 | 3300g | 5000g | 5300g | 4900g |
12月1日 | 3100g | 4600g | 4800g | 4400g |
2011年1月1日 | 3100g | 4500g | 4700g | 4400g |
2月1日 | 3200g | 4600g | 4900g | 4400g |
3月1日 | 3300g | 4700g | 4800g | 4300g |
4月2日 | 3300g | 4500g | 4800g | 4200g |
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