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ソフトバンククリエイティブ
¥ 1,500
ざっくり分けて、
に分類出来るかな。
読みたかったのは使いこなしの部分だったので、その量で1,500円は高かったし、特にこれといって新たな発見もあるわけでなく、ちょっとがっかりな内容。
プロカメラマンのインタビューも、特に目新しいことを言っているわけでもなく、差し障りの無い、なんということも無い内容ばかり。
恐らく、ユーザーの新規開拓を狙って、「買おうかどうしようか迷っている」人向けなのかもしれない。だから実際に使ってみてどうなのよ?という記事が少ないのかも。
もうちょっと、なんというか、突っ込んだ記事が欲しかったなぁ。例えば、オプション以外のカスタマイズや、今困ってるケース*1についてだとか、ちょっとでも使えば気になる所はたくさんあるのになぁ。私に編集やらせなよ。売れる自信はないけどナー。
秋葉ヨドバシの本屋に、GR DIGITALの本3冊をまとめたGR本が売ってたけど、全部が似たような内容だったら痛いなぁ。
ソフトバンククリエイティブ
¥ 6,800
フィルムカメラGR時代にあったような、マニアックな本が読みたい感じ。
*1 実際、たくさんあるオプションを全部付けたら純正ケースに入らないという現状はどうにかならないのか。
ここ数日でGR DIGITAL絡みの記事やブログを読みあさってます。情報は出尽くした感じがあって、とにかくたくさん読めるのがいいですね。
いろいろ読んでいて、「GR DIGITALとは何ぞや」がわからずに買っている人がかなり多いことに気付きました。ま、買うのは自由ですんで、それはどうでもいいことなのですが、買ってから「あれが出来ないこれが出来ない。なのにこんなに高かった。」*1と憤っているブログがあったりする。しかもマニュアル読んで無い人もいる。(読めば出来ることがわかるのに…というのもありました。ま、そこはあんまり人のこと言えませんけど)
私は、デジタルでない、フィルムカメラのGRシリーズって、カメラをある程度でもわかった人が買うもの*2…かなと思っているのですが、その流れはGR DIGITALになっても変わらないんだろうなぁという印象を持っていました。しかし今はブームなのか、初めて買ったデジカメがGR DIGITALなんて人も珍しくないんですね。
GR DIGITALというカメラの存在が、ずいぶん変化している*3ように感じます。
個人的にGR DIGITALって、「我慢カメラ」だなって思うんです。魅力なのはGRレンズだけで、その他の部分は他社のコンデジより劣っている所も散見されます。なのに価格がとても高い。(今は安いですが)
出来ないことは意外と多い*4。プロ向けデジタル一眼レフみたいに、被写体にレンズを向ける前から「ああしてこうして」と悩まないとならない。もちろんオートで撮っていいんですが、それじゃ面白くない。出来ない面をどうやってカバーしていくかを考えつつ、ある時は出来ないことに我慢をして、ある時は知識で回避して…という、ある意味、(よく言われている)「スナップカメラ」ということを否定しつつ、いつの間にか撮影に興じている。
そこでハッと気付くわけです。「ああ、なんか楽しいな」と。
派手な高感度ノイズもモノクロで撮れば味となりますし、今時あり得ないシャッターラグも、「意図しない作品が撮れる」と思えば楽しい*5ですし、動作のもっさり感、電源オンののんびりさは、「焦らないでじっくり行こうよ」と言われているよう。普通、そんなこと私は考えない(ダメなものはダメとしか考えられない)のですが、GR DIGITAL IIに関しては許容出来てしまう。
ダメな部分を全て認められるのが、GR DIGITALの特徴なんじゃないかなって思います。それは何故かと考えてみましたが、恐らく、ノイズやシャッターラグなんてのはユーザーの使い方でどうにでもなることなんですよ。だから許容できちゃう。これが例えば「すぐに絞り値を変えられない」「すぐにホワイトバランス変えられない」「すぐに撮影感度を変えられない」なんていう壊滅的なインターフェースだと、イライラはすぐに頂点に。だけどGR DIGITALではそれがとても快適。ある程度の設定さえ済ませてしまえば、撮影パラメータを変えるのにメニューボタンを押して階層をたどる必要は無いんです。これがどんなに快適なことか! だから、オートで撮っちゃダメ。あらゆる試行錯誤を許してくれるんですから、あらゆるパラメータをいじって撮る方が楽しい。
人間関係でも似ている気がします。誰にも欠点はありますが、そこをどれだけ許容出来るかで、仲良くなれるかどうかが決まってきます。
きっとGR DIGITALというカメラは、人間的に見ると「一緒にいて安心させてくれる」存在なんだと思います。だからこれだけの欠点を持っていながらも人気があるのでしょう。
フィルムカメラのGRシリーズは「一眼レフをも凌駕する」ことがある画質を持っていましたが、GR DIGITALではお世辞にもそんなことは言えません(少なくとも私は)。しかし、なんでこれがこんなに人気があるのか。手にしてみて初めて解ったようなような気がします。「使い勝手が良い」とはこういうことを言うんでしょうな。
最後に、私も含めて、デジタル一眼レフと比べて物を言っている人が多い。バカげたことだと思いますが、それだけ"GR"という名前に対する期待が大きいということなんでしょう。
*1 確かに出来ないことは多いんですけどね。それはコンセプトとして載せられなかったり、メーカーが不要と判断して載せていなかったりと、納得出来る部分はあります。
*2 そもそも、初めてコンパクトフィルムカメラを買おうって人は、まず間違いなくGRシリーズには食いつかない。ズーム無いしね。
*3 メーカーも、これほど初心者に買ってもらえるとは思っていなかったでしょう。
*4 この場合の「出来ないこと」とは、いろいろブログを読んでいて、その人たちが感じている「出来ないこと」であり、その中のいくつかは、私自身「しょうがないじゃん」ってのもあります。
*5 若干嘲笑も入ってます。どこがスナップカメラやねん!て感じで。
Ricoh Japan GR BLOG
2月のトラックバック企画 ついに「猫」がお題に登場!
GR DIGITAL IIを買った直後にこんな企画が……。
やーしかし、実は買ってから猫しか撮ってないんですが、なかなか当たらないんですよ。というのも、GR DIGITAL IIで猫に限らず、動物や子供を撮るのは至難の業かと。だいたいなんだこのシャッターラグの大きさは。AFも、猫相手だとやっぱり追いついてこない。今時のコンデジってこんなもんだろうけど、これじゃ思った通りには行かない感じ。ううむ、被写体はたくさんいるけれど、苦戦しそうだなぁ。
この手の撮影では、シャッターラグとAFが爆速でないとなりませんが、どちらも満足出来るものではありません。よってコツが必要です。慣れるには時間がかかります。今月までに間に合うかしらん。寝てるシーンしかないかな。
masatsuさん、GX200を買うのは今しかありませんぞ!! さぁ、以下をポチッとな!(^_^;
たぶんシンデレラ。RAWで撮ってPhotoshop Elementsで適当に現像。
GR DIGITAL II:1/17 F2.8 ISO800 ExpBV-0.3
GR DIGITAL IIを感度800にて手撮りしてみました。NRはオン。ま、なんとか撮れますね。撮影感度800でしたが、十分合格です。若干暗部が持ち上がってる感じはありますが、コンデジでここまで撮れれば文句ありません。リサイズのみでノートリミング、ノーエディットです。
次はNRオフで試してみます。
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パーフェクトガイド2に私の写真が載ってる(しかも本名で)ので買って下さい。(笑)
や、そうなんですか。<br>実は、2冊買うならいっそコンプリートガイドという思いがありましたので、ちょっと今の所予定はありません。ごめんなさい〜。
朗報、なのかどうなのか分かりませんが、誘惑に負けてGX200をポチりました(^^;。<br>望遠端に不安はありますが、カメラとしては期待してます。<br>猫撮らないと。
わー! マジっすか?<br>それはおめでとうございます! レポートなど期待してますぞー!