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最近、おだあさんの影響でバイクが欲しくなってきました。
もちろん、買うことはままなりませんから、実現はしないと思いますけど。
免許は、同級生の影響で、高校の時に原付免許を取りました。当時は、「ペリカンロード」とか「バリバリ伝説」とか「750(ナナハン)ライダー」なんてバイク漫画が多くて、凄く魅了されてましたね。
免許を取って、すぐに手に入れたのが、YAMAHAのDT50というオフロードバイクの中古でした。これを選んだのは、当時ファンだった一本木蛮という漫画家が乗っていたから。色は彼女と違って赤白でしたが、ヘルメットも同じメーカーにしたりして、ずいぶんとあちこちを走った記憶があります。
オートバイというのは、エンジンで動くものですから、自分の実力以上の速度が出せるのが自転車と違うところです。自分とは違う、別の動力を操って、あらゆるフィールドを走破する快感は、言葉では言い表せません。自転車とは全く違うものです。
DTは、その後、どうしたのかすでに記憶から外れてしまいましたが、後にスクーターになり、エンジンをいじる楽しみも見つけました。スクーターは、遠心力を利用した、プーリーと言う自動変速を用いています。プーリーが回ることで、中に入っている重りが外へ移動し、プーリーを動かし、Vベルトを移動させ、エンジン回転との相談をしつつ、適正なギアを選んでくれるわけです。
この重りの重さと、プーリーの形状を変えてやることで、変速タイミングが変わります。
つまり、重りを軽くし、より高い回転でないと変速をしないようにして、常に最大トルクを出せるようにする。そしてプーリーをハイギアにして、そのトルクで回せるようにする。これでピックアップを殺さずに、トップスピードを稼げるわけです。さらに、チャンバー(マフラー)を換え、エンジンそのものを高回転型にすることで、全体のバランスを取っていきます。
こんな感じで、私が乗っていた原付はいつもエンジンがバラされていました。キャブレターのメインジェットの番数を変え、エアの流量を調整し、エアクリーナをもっと抵抗の少ないものに変えたり、自動遠心クラッチを強化してスタートダッシュを鋭くしたり、もう、考えついて実現できることならなんでもやりました。
でも、あんまり吸排気系をいじるのはもともと好きではなかった(うるさくなるから)ため、徐々にノーマルに戻されていってしまいましたが…。(^^;
ほんと、ずいぶんと楽しい日々を過ごしていたように思います。
原付は、そのほとんどが2サイクルエンジンを採用しており、あんまりエンジンに詳しくない私でも、ヘッド回りくらいならオーバーホールできるくらい、構造が簡単なんです。さらに原付は常に全開走行を強いられるため、エンジン寿命がとても早い。なので、まめなオーバーホールは必要でした。といっても、やれるのはピストンリング、各シール、コンロッドベアリングとか、エンジンの上の方のパーツ交換、そして、排気回りの汚れ落としくらいでした。でも、これだけをやるだけでもずいぶんと調子を取り戻してくれて、「よしよし、元気になったな」なんて、言葉をかけたりもしたものです。
暇さえあればワックスがけ。オプションのドレスアップキットなんかも結構買いました。タイヤは減りきらないウチからあれこれと試してみたり、ガソリンはいつもハイオク。オイルはカストロールかバルボリン。ふふっ、思い出しては、つい含み笑いをしてしまいます。
あの頃の楽しかった思い出を、バイクに乗ることで、懐古したいのかもしれません。でもさすがに今は無理。せいぜいwebでバイクカタログを見るくらいが関の山。でも、この先、生活が楽になってきたら、またバイクに乗ってみたいですね。ただ、心配なのは、その頃に自分の乗りたいと思うバイクが売っているのか。今のラインアップを見ると悲しくなってきます。昔のように心をワクワクさせてくれるバイクは、今は影もありません。時代のせいなのかもしれませんが、悲しいですね。
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